杉浦さん(仮名・30代)の飲み方には、はっきりしたルールがあります。平日は飲まない。「飲みすぎちゃうんで、ちょっとそこはやめとこうと思ってます」。そのかわり週末は、自宅に約50本あるウイスキーから選んだ一杯を、薄手のグラスと強めの炭酸で楽しむ。北海道でインフラ関係の会社に勤め、奥様と2人暮らし。「1週間終わったみたいな時に、ご褒美的な部分で飲むんですけど、そん時にやっぱり気持ちが上がりますよね」という、家飲みを大事にする人です。※本記事は、MALTICE販売元の株式会社Balloonが実施した購入者インタビューをもとに構成しています。発言は本人の言葉を、意味を変えない範囲で表記のみ整えて掲載しています。お名前はプライバシー保護のため仮名です。

01 原体験は、親戚のバーで「氷が消えた」夜

杉浦さんには忘れられない光景があります。親戚が経営するバーで初めて見た、透明な氷です。「初めて行った時に、ウイスキー注いで炭酸入れたら、その氷が見えなくなるじゃないですか。透明のやつって。『おすげえ』ってなって。その衝撃が忘れられなくて、家でもできんの、みたいな感じになって」。グラスは薄手のものに変えた。炭酸も強いものを選ぶようになった。「氷はこだわってなかったんですけど、グラスとか炭酸とかやって、氷だけ手つけてなかったんで」。家庭用製氷機の氷は、溶けるのが早いのが不満でした。最後に残っていたピースが、氷だったのです。

02 「正直に言っていいですか。ちょっと怪しいなと思ったんですけど」

MALTICEを知ったのは、SNSに流れてきた広告でした。第一印象は、率直に言って良くありません。「正直に言っていいですか。結構AIの音(声)を使ってたはずなんです。ちょっと怪しいなと思ったんですけど。結構同じようなCMいっぱいあるじゃないですか」。それでも他のサイトを見に行きます。「他のサイト見に行った時に、ちゃんとしてたんで、まあ信じてみようかなみたいな感じ」。決め手はクラウドファンディングのページにあった検証動画でした。「検証動画みたいなの、載ってますよね。あれすごく分かりやすくていいなと思いましたね」「ああ、もうこれ疑いようがないなと思ったんで、そこは信じて買いましたね」。認知から購入まで約1週間。最後は「残り何個」の表示に背中を押されました。「もう、行け行け行け、みたいな感じで」

03 「もし失敗したら、勉強代」

それでも価格は引っかかりました。周りに話すと「マジで」という反応。本人の心の整理はこうです。「もし失敗したら勉強代だな、ぐらいしか思ってなかったんですけど」「2万ぐらいだったら、ウイスキー2、3本買うのを我慢すればいいか、ぐらいの感じで」。面白いのは、安さを求めていなかったことです。「安すぎると、やっぱりなんか『本当か?』みたいな感じは出てくるんで」。SNS広告に不信感を持ちながら、価格の安易な安さにも不信感を持つ。いまの消費者のリアルな感覚だと思います。

04 初回は「あれ?」— 30時間で固まらなかった

届いてすぐの体験は、正直に書くと期待外れから始まりました。「初めすげえワクワクしてやったら、30時間って多分おっしゃってると思うんですけど、全然固まってなくて。『あれ?』みたいな感じで。あ、2日なんだ、と思って」。杉浦さんの環境では、実運用は丸2日。それでも、推奨のやり方(先に水を入れて落ち着かせてから凍らせる)で作った最初の一本で評価は一変します。「それでも2日待って、推奨されてるやり方でやったら、めっちゃ透明になって。『すげえ』と思った感動はありますね」。今では蛇口の一番熱いお湯で時短できないか試すなど、「遊びながらやってますね」という距離感です。「たまに失敗するんですよね。原因なんだろうな、みたいな」と、試行錯誤ごと楽しんでいます。

05 月曜に仕込んで、水曜に取り出す

週末に間に合わせるため、杉浦さんの運用は計画的です。「2日かかっちゃうんで、金土日で僕と奥さんが使うってなるとストックしとかなきゃいけないんで、月曜に1回作って、水曜日に取り出して、みたいな、プランしながら」。棒氷1本で「炭酸水2本いく時もありますね」、ハイボールなら5〜6杯。薄まらない氷は、飲み方まで変えました。「氷解けないんで、まだ氷あるから、もう1本いっちゃおうかな、みたいな」。そして外飲みが減ります。「限りなくバーに近いと思うんですよね。グラスもこだわって、ウイスキーも(良いものを)回し込んでるんで。そこの満足度が高いので、全然外に飲みに行くことが減りましたね」。友人が来たときは、何も言わずに出すそうです。「やっぱり気づくんですよね、みんな。『何これ』みたいな」

06 「戻りたくないっすね」

普通の氷に戻れるか聞くと、即答でした。「戻りたくないっすね」。理由も具体的です。「友達の家に飲みに行った時に、手作りの(氷の)やつだった時に、『あ、濁ってるな』みたいな感じで、ちょっとなんか違う」「溶けるの早いんで、『早えな』と思って。氷を足さなきゃいけないなとかがあるんで、俺の家の方がいいなと思ってる」。最後に、MALTICEを一言で表すと?と聞いた答えがこれです。「革命じゃないですかね。やっぱり、家であんなのが作れるんだぞ、っていうのが」。外で飲めばウイスキー1杯1,500円の時代に、週末の一杯を家で最高にする——杉浦さんの選択は、そういう話でした。